初期費用・部屋探し

引っ越し 安い時期は6月と12月|一人暮らしの月別相場と日ずらし術

これから一人暮らしを始める学生・新社会人へ。引っ越しが安い時期は6月・11月・1月で、繁忙期の3〜4月より最大半額に。月末や午前便を避けるだけで数万円変わる、時期・曜日・時間帯の狙い目を相場付きで解説します。

引っ越し 安い時期は6月と12月|一人暮らしの月別相場と日ずらし術
まな先生解説
こころ質問
すい要点整理

引っ越しが安い時期はいつ?月別ランキング(結論)

順位時期単身の相場ゾーン3月比の安さひとこと
1位6月57,971円約1.9万円安い梅雨で不人気=交渉も通りやすい
1位11月57,971円約1.9万円安い気候がよく作業もラク
1位12月上旬57,971円約1.9万円安い需要は年間最少。ただし下旬は休業に注意
4位7〜10月57,971円約1.9万円安い夏は熱中症対策が必要
5位1月・5月57,971円約1.9万円安い月末・GWだけ高くなる
6位2月・4月中旬以降上昇/下降局面中間4月中旬は値下げ物件も出る
最下位3月中旬〜4月上旬77,022円―最も高い。予約も取れない
横スクロールできます

※SUUMO引越し 見積もりデータに基づく月別相場調査(2026年)。相場帯は通常期・繁忙期平均を配分したもので、月ごとの実額を保証するものではありません。

区分対象月単身(荷物少なめ)の相場参考:4人家族
通常期5月〜1月57,971円169,047円
繁忙期2月〜4月77,022円232,157円
差額―+19,051円+63,110円
横スクロールできます

なぜ6月が安く3〜4月が高いのか|公的統計でつくる需要カレンダー

なぜ6月が安く3〜4月が高いのか|公的統計でつくる需要カレンダー
月需要の実像(公的統計・実数)需要指数(2025年12月=100)単身の相場帯一人暮らし読者が選べるか
1月通常期約100前後57,971円ゾーン◎ 進学・就職と無関係なら選べる
2月繁忙期の入口上昇局面77,022円ゾーン△ 前倒しできれば可
3月816,562人(2026年3月・日本人)22877,022円ゾーンの上限× 入学・入社に合わせると回避不能
4月上旬まで繁忙期高止まり→下降77,022円ゾーン△ 搬出だけずらせば可
5月通常期入り100前後57,971円ゾーン△ 入居日次第
6月通常期の谷100前後57,971円ゾーン◎ 選べる人の第一候補
7〜10月通常期100前後57,971円ゾーン◎
11月通常期の谷100前後57,971円ゾーン◎
12月358,171人(2025年12月・日本人/基準)10057,971円ゾーン◎ ただし年末年始は休業に注意
横スクロールできます

※移動者数は総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」2026年3月結果(令和8年4月23日公表)および2025年12月結果(令和8年2月3日公表)。

注意

2026年3月の市区町村間移動者数は91万6197人で、前年同月比1.2%増(総務省統計局・2026年3月結果)。都道府県間移動者数は52万8163人でした。特に外国人移動者は18.6%増と伸びており、繁忙期の逼迫は緩和ではなく強まる方向です。「そのうち空くだろう」という前提では動かないほうが安全です。

6月の引っ越しは実際どう?メリットと3つの落とし穴

観点6月の実情対策
引越代57,971円ゾーン。平日ならさらに下がる火〜木の午後便・フリー便を指定する
物件在庫年間で最も少ない。3〜4月に良物件が出尽くしている5月中から探し始め、条件の優先順位を2つまでに絞る
条件交渉フリーレント・礼金ゼロが通りやすい申込前に「家賃発生日をずらせるか」を必ず質問
天候梅雨。搬出入で荷物が濡れるリスク段ボールは防水袋+ガムテープ、家電は当日購入・直送に切り替え
予約の取りやすさ希望日が通りやすい直前でも枠は残るが、割引狙いなら1か月前
横スクロールできます

引っ越し費用は日付で決まる|3/20の崖と"日ずらし"損得計算

比べ方A(3/28土)B(3/19木)C(4/6以降)
引越代のみ40,700円29,700円29,700円
4/1に住めるか○○×
つなぎ費用0円0円+12,000〜48,000円
実質の総額40,700円29,700円41,700〜77,700円
横スクロールできます

※金額はNX(日本通運)公式サイトの単身パックL料金(2026年8月時点)に基づく計算例です。実際の料金は距離・荷物量・空き状況で変わります。なお「わたしの引越」(アートセッティングデリバリー)の料金は1ボックス23,100円〜81,400円(税込)、2ボックス46,200円〜162,800円(税込)で、土日祝は1ボックスあたり+1,100円です。

あなたは"時期を選べる人"か診断(4分岐・終端5ルート)

  • NO(自由に選べる) → 🅐 需要の谷を狙うルート
  • 狙う月:6月・11月・12月上旬(需要指数100前後の谷)
  • 想定総額レンジ:引越代 約29,700〜57,971円
  • 今週やること3つ:①希望月の第1〜3週の平日を候補日に置く ②物件の在庫が少ない時期なので内見は早めに ③フリーレント交渉を申込時に持ちかける
  • ⚠️ 12月下旬は多くの事業者が年末休業に入るため、12月は上〜中旬を選ぶ
  • YES(固定) → Q2へ
  • YES → 🅑 引越し業者を使わないルート
  • 単身パックLは段ボール30箱が積載目安。10箱未満なら宅配便のほうが安く済むことが多く、家電・家具は新居へ直送すれば運ぶ荷物がゼロになります
  • 比較の基準:単身パックL 30,800円+シーズン割増8,800円=39,600円を上回るかどうか
  • 想定総額レンジ:宅配便実費(数千〜2万円台)+家電の配送料
  • 今週やること3つ:①荷物を箱数で数える ②家電・家具を現地購入に切り替え、搬入日を入居日以降で指定 ③実家から送る箱の集荷日を決める
  • NO → Q3へ
  • YES → 🅒 割増回避ルート
  • 3/20〜4/5の8,800円加算を回避。さらに平日・午後便・フリー便を重ねる
  • 想定総額レンジ:29,700〜45,000円
  • 今週やること3つ:①3/19以前の平日を第1〜第3希望まで押さえる ②ネット申込割引を適用して申し込む ③入居可能日を3月中旬に前倒しできないか管理会社に確認
  • NO → Q4へ
  • YES → 🅓 家賃側で回収するルート
  • 引越代は下げられない前提で、フリーレント・礼金・鍵交換費など総額側を削る
  • 家賃6万円なら、フリーレント1か月=引越代の割増8,800円の約7倍のインパクト
  • 今週やること3つ:①家賃発生日を入居日に合わせられるか確認 ②フリーレントの有無を申込前に質問 ③鍵交換費・消毒費など任意オプションの要否を確認
  • NO → 🅔 最終手段ルート
  • 平日・午後便/フリー便+荷物削減+3社以上の相見積もり
  • 想定総額レンジ:40,700円〜(ピーク日の土日午前便なら更に上振れ)
  • 今週やること3つ:①即日3社に同条件で見積もり依頼 ②不用品の処分を今週中に着手 ③時間指定を外して見積もりを取り直す

安い時期でも損をしない引っ越しやることリスト|逆算スケジュール

やること期限繁忙期の実情
引越し業者を仮押さえD-603月は枠から先に消える。まず押さえる
粗大ごみ収集の申込D-603〜4月は1〜2か月先まで埋まる自治体がある
光回線の移転・新規申込D-453〜4月は開通まで時間がかかる。モバイル回線の併用も検討
3社以上の相見積もりD-30同条件・同じ日で比較する
家賃発生日・フリーレントの交渉D-21契約前でないと動かせない
電気・ガス・水道の手続きD-14ガス開栓の立会い枠が埋まりやすい
転出届D-14窓口が混雑
日程確定の最終判断日D-3ここを過ぎると解約手数料が発生する
搬出・旧居の立会いD-0―
転入届・免許証等の住所変更D+14―
横スクロールできます
タイミング解約手数料の上限
3日前より前原則かからない
前々日運賃・料金の20%以内
前日運賃・料金の30%以内
当日運賃・料金の50%以内
横スクロールできます
注意

ただし、これは無責任な多重予約を勧めるものではありません。実際の手数料規定は事業者ごとに異なるため、申込時に解約規定を必ず確認してください。また標準引越運送約款は令和7年(2025年)4月1日施行で改正され、全日本トラック協会が2025年版のPDFと解説資料を公開しています。古い版を前提にした解説と食い違う場合は、最新版を確認してください。

安い時期を選ぶと何を失う?時期のトレードオフ早見表

時期引越代物件の在庫条件交渉(フリーレント等)手続きの取りやすさ
1〜2月安い多い(新生活向けが出そろう)普通取りやすい
3月中旬〜4月上旬最も高い多いが即決される難しい取りにくい
4月中旬〜5月下がる春の売れ残りが値下げされることも通りやすい取りやすい
6月最安級少ない通りやすい取りやすい
9〜10月やや高い秋の異動で動く普通普通
11〜12月上旬安い少なめ通りやすい取りやすい
横スクロールできます
軸安い高い
月6月・11月・12月上旬3月中旬〜4月上旬
曜日平日(火〜木)土日・祝日
月内月初〜中旬月末(賃貸は月末締めが多い)
時間帯午後便・フリー便午前便
横スクロールできます

費用を下げる実務|相見積もりと荷物削減

  1. 3社以上に同条件・同じ日で見積もりを依頼し、最安値を他社に伝えて交渉する
  2. 荷物を減らす(不用品の自治体回収はD-60から予約、フリマアプリは搬出2週間前までに発送)
  3. 単身パック・混載便を使う(段ボール10〜15箱程度なら割安)
  4. 梱包・小物運搬を自分でやる
  5. 家具・家電はネット注文で新居に直送し、運ぶ荷物を最小化する
  6. 不要なオプション(補償の重複・細かい時間指定)を外す
  7. ネット申込割引を使う(NX単身パックLは1件1,100円割引)

やってはいけない5つの行動

  1. 引越代だけで日程を決める — 二重家賃・つなぎ宿泊費で逆転する
  2. 3月に予約を後回しにする — 枠が埋まり、割高な便しか残らない
  3. 粗大ごみ・光回線を引越し業者より後に手配する — 繁忙期は間に合わない
  4. 3/20〜4/5の境界を確認せず日程を決める — 1日の差で8,800円変わる
  5. 見積書の内訳を確認せず契約する — 当日の追加料金トラブルの元
注意

「今日契約すれば大幅値引き」と即決を迫る営業には注意してください。その場で決めず、他社の見積もりと総額・補償を比べてから判断しましょう。

よくある質問

一人暮らしの引っ越しで一番安い時期はいつですか?

6月の引っ越しは安いですか?デメリットはありますか?

一人暮らしの引っ越し費用の相場はいくらですか?

3月・4月に引っ越すしかない場合、どこをずらせばいいですか?

4月中旬に後ろ倒しすれば安くなりますか?

北海道や東北など雪の多い地域も、安い時期の考え方は同じですか?

予約はいつまでにキャンセルすれば無料ですか?

引っ越し業者を使わないほうが安いことはありますか?

2026年に最も混む日はいつですか?

引っ越しやることリストで、一人暮らしが特に忘れやすいものは?

関連記事